こだまこずえ
ライブペインティング
教室

描くことは話すことです。
 心の声を言葉にするように心の景色を色や形に現します。
それはこの世にあるどの形でもないのだから間違いはないのです。
この教室で一緒に心に思い描く風景との対面を楽しみましょう。
 


ライブペインティング
教室:授業内容

 

@音楽を聞きながらその曲のイメージをどんどん描いてゆく。
何十枚も描いた絵を並べ、お互いの作品をみあいこしながら、好みの絵を見つけます。
A他の人が描いた作品を一枚選び続きを自分なりに描く。
他の人が描いた作品の続きを描くことで、一人では表現しきれなかった新しい絵を表現します。
Bまた別の作品の中から情景が浮かぶものを選び、具体的に書き起こす。
描き起こす前に写真を撮ります。完成後、実際その人が見えた景色と元の絵を見比べることにより、元の絵からどのように想像が生まれたかをお互い伝えあい、感じあうことが出来ます。
C人物モデルを実際やってみる。数秒ごとにポーズを変えたり動く姿を、他の人がクロッキーする。
モデルをしてみることで、描かれ手の気持ちを体験してみましょう。いきなりモデルをするのは構えてしまうので、最初のうちは私が行います。描くことに慣れてきたら、徐々に体験してゆきましょう。自分が描く時に、新しい視点で対象物を捕らえることができます。
 

A:全く問題ありません。この授業は絵の技術力の向上が目的ではなく、音楽を楽しみ、会話を楽しむように、描くことを楽しんでもらいたいのです。
そもそも、学校教育上での成績は、点数をつけるために授業内容が決められているため、抽象的な感受性より、デッサン力や技術力を中心に判断しがちになりやすいのです。そのため、
「書き写す能力が高い=絵がうまい」
がすり込まれてしまっているだけなのです。

私が教育実習に行った時のこと。
今回と同じ授業をしたのですが、賑やかな音楽と静かな音楽の2曲を生徒に描いてもらいました。
普段は成績も良く、デッサンも上手い生徒とすぐ教室を飛び出してしまうような不真面目な生徒。
どちらがクラスメイトの心を掴んだでしょう?
この授業に関しては後者の生徒が皆の注目を浴びました。

前者の生徒は目に見えないモノを描くことに戸惑い、2枚とも同じような作品になっていました。
後者の生徒は曲を感じ取り、一目でどちらの曲を聴いて描いたか解る上、画用紙を半分に折って、色を写したり、筆以外を使って自分なりに発見しながら描いていました。

中には抽象絵画展に並んでいてもおかしくないくらい、素敵な作品を描いた生徒もいて、終始驚きの授業でした。生徒も普段は悪い成績ばかりで怒られてばかりで、美術を嫌いだと言っていたのですが、この日は皆に注目されていました。楽しそうな笑顔を今でも覚えています。
絵が下手だと思っているあなたにも今まで気付かなかった才能があるかもしれません。
大切なのは自由に感じること。ほかは何もいりません。

 

 

Q:美術の成績が悪く、絵がへたで絵心が全くないのですが・・・。
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